ドイツのコンシューマーエレクトロニクス展「IFA」に出展します! ~日本のイノベーションを世界に向けて発信~

2019.08.06

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IFA
J-Startup事務局は、本年9月6日~11日にドイツ・ベルリンで開催される世界有数のコンシューマーエレクトロニクス展「IFA」において、世界各国のスタートアップや最先端のIT企業等が集う特設エリア「IFA NEXT」に「ジャパン・パビリオン」を出展いたします。 「IFA」は1924年から開催されている歴史のある展示会であり、本年、IFA史上初めてのパートナー国制度を「IFA NEXT」に設け、日本はパートナー国となりました。今回、「IFA NEXT」初のパートナー国である日本から世界に向けて、日本のイノベーションを発信することにより、J-Startup企業を始めとする我が国企業の海外展開を支援します。

1.趣旨

経済産業省は、本年4月27日にスペイン王国・アンダルシア州にて開催された「IFA Global Press Conference(GPC)」において、日本が「IFA NEXT」の初めてのパートナーとなることを発表しました。

「IFA NEXT」は、「IFA」の中でも、世界各国のスタートアップや研究開発機関、最先端のIT企業等が集うイノベーションに特化した特設エリアであり、「ジャパン・パビリオン」にはJ-Startup企業を始めとする20社が出展します。

「ジャパン・パビリオン」の出展を通じて、今後、デジタル経済が進展していく中で高齢者を含む誰もがデジタルの恩恵を受けることが可能となるような新しいユーザーインターフェースの在り方を提案するとともに、日本のイノベーションを世界に向けて発信することにより、出展企業の海外市場の獲得やビジネス化につなげていきます。

2.出展概要

● 名称:IFA
● 会期:2019年9月6日(金)~11日(水)各日10時00分~18時00分
● 開催地:ドイツ・ベルリン
● 会場:メッセベルリン(ベルリン国際見本市会場)
● 出展エリア:IFA NEXT(Hall 26)
● 出展コンセプト:「Interface with Consideration and Sensibility」
  -サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合する社会における、日本らしさを踏まえた新しいヒューマン・マシン・インターフェースのあり方を表現-

出展スタートアップ名、展示概要(五十音順)

株式会社ispace

ispaceは月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業です。ランダーとローバーを開発し、2021年に民間初の月着陸を予定しており、月へのペイロード輸送などの定期的な商業ミッションを提供し、地球を超えて月も含めた経済圏の創出を目指します。

Idein株式会社

Ideinは実世界のあらゆる情報をソフトウェアで扱えるようにする事を目指し、Actcastの開発・運営を行っています。Actcastを用いると安価なデバイスにエッジAIを搭載し簡単に大規模なシステムを構築し運用する事が可能になります。

株式会社INDETAIL

INDETAILは地域やコミュニティが抱える課題に対して、その解決のための新規事業の創出を行っています。先進技術を駆使することで新たな経済圏へのアプローチや従来にないユーザ体験を生み出し、実用性の高い事業の実現を目指します。今回は、電気自動車充電スタンドを出展予定です。

株式会社エアロネクスト

エアロネクストはドローンの機体構造を根本的に見直し開発した、機体の安定性を圧倒的に向上させ、点検や物流等様々な産業用途の幅を拡大する重心制御技術4D GRAVITY®︎のライセンスビジネスをグローバルに展開しています。既に複数種類の原理試作を発表しました。

XPAND株式会社

XPANDは空間リンク用の新しいバーコード「XPANDコード」及び関連サービスの開発・運営を行っている企業です。XPANDコードは、横長スリット形状で景観になじみやすいため、景観保護と空間への情報付加を両立できます。

株式会社Empath

Empathは音声から感情を解析する人工知能です。すでに世界50か国1,700社以上で利用されています。また、これまで8度国際的なピッチ・コンテストで優勝した実績があります。

株式会社QDレーザ

株式会社QDレーザは長年培ったレーザ、光学技術をもとに、網膜走査型レーザアイウェアを開発しました。網膜に直接映像を投影する事で、見難さを抱える方々の視覚支援を実現し、さらにはAR(拡張現実)やスマートグラスへと応用可能な技術です。

株式会社SkyDrive

日本発、世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」(走行・飛行可能)を開発するスタートアップです。2020年のデモフライト、2023年の販売開始を通し、誰もが気軽に空を飛べる社会・安心安全な未来のモビリティ社会を目指しています。

株式会社Shiftall

株式会社ShiftallはIoT製品を主に扱い、数百台から一千台程度の規模で製品を迅速に設計・開発し、海外の提携工場にて製造し販売しています。市場の反応を見つつ迅速な商品改良を行なうプロセスを繰り返す‘アジャイル量産’手法を得意としています。

株式会社Xenoma

Xenomaはスマートアパレル「e-skin」を通じて、赤ちゃんの見守り、快適な睡眠、フィットネスなど日常生活に楽しみを提供するサービスを開発しています。将来的には心筋梗塞の予知など予防医療へ応用し、安心安全な社会の実現を目指しています。

ダイナミックマップ基盤株式会社

全国自動車専用道路に係るダイナミックマップ協調領域及び高精度3次元地図データの生成・維持・提供しています。高精度3次元地図データを用いた多用途(インフラ維持管理、防災・減災等)向けビジネスの展開や、海外向けビジネス及び一般道整備に向けたビジネス展開をしています。

凸版印刷株式会社

来る5G社会到来をにらみ、遠隔地の人と高臨場感VRを用い日本の伝統的な文化である「祭り」を通してコミュニケーションが出来ます。体験者は、海外に居ながら日本にいるような感覚で日本文化を理解することが可能です。

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

Triple Wは排尿のタイミングをお知らせするウェアラブルデバイスDFreeを製造販売しています。膀胱内の尿のたまり具合を見える化し、各個人に合ったタイミングで携帯にお知らせすることで、排泄に問題を抱える方や介護施設の排泄ケアを支援しています。

株式会社NeU

NeUは東北大学の「認知的脳科学の発見」と日立ハイテクノロジーズの「携帯型脳計測技術」を融合させ、2017年に設立されました。また、2018年には、NIRS技術で脳血流量の変化を通して脳活動を測定する、世界最小・最軽量の脳活動測定装置ExBrain XB-01を発売しました。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社

独自の波動制御技術を活用しながら社会課題を解決するための技術開発を推進しています。今回紹介するプロダクトは超音波を制御することで特定の人に音を届けるものです。これによって視覚障がいや多言語などに対応することを目指しています。

mui Lab株式会社

mui Lab(ムイラボ)は、”Calm”(穏やか)なテクノロジーとの関係性をデザインするIoTスタートアップ企業です。今回は、「柱の記憶」(木製スマートホームデバイス)を出展予定です。

ユカイ工学株式会社

ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。主な製品は、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」などです。

ユニファ株式会社

「家族×テクノロジー」で世界中の家族コミュニケーションを豊かにするというミッションの元、インターネット写真/動画サービス「ルクミーフォト」や保育園でのお昼寝中の体の向き・体動チェック用のアプリ「ルクミー午睡チェック」等を提供しています。

Unipos株式会社

共に働く仲間とオープンに送り合う新しい成果給ピアボーナスを開発しています。バリューに沿った行動をした瞬間に、オープンな場で同僚から感謝のメッセージと少額のボーナスを受け取ることが出来ます。ピアボーナスがもたらす嬉しさの伴った新しい給与体験が、組織を強くします。

株式会社ラングレス

ラングレスが目指すのは「伝えることのできないもどかしさ」を技術の力で越え、新しいコミュニケーションのあり方を生み出し、人間と動物が共生できる社会です。世界で初めて心拍情報から愛犬のこころの状態を可視化するデバイス・イヌパシーを開発しました。

(ジャパンパビリオン イメージ)